ひげを伸ばしている方の多くが、「なんとなく形を整えているが、これが正解かわからない」とおっしゃいます。ひげの形は、顔の輪郭と密接に関係しています。顔の形を補正するのか、強調するのか、その方向性を決めるだけで、仕上がりが大きく変わります。
丸顔の場合 ¶
丸顔の方は、あごのラインを縦に伸ばすひげの形が合いやすいです。あご先にボリュームを持たせ、頬のひげは薄めに整えることで、顔全体が縦長に見えます。フェードラインは頬骨より低い位置に設定し、頬のひげが広がりすぎないようにします。ひげの密度が薄い方でも、あご先の形を整えるだけで効果が出ます。
面長の場合 ¶
面長の方は、頬にボリュームを持たせることで横幅を補正できます。もみあげからつながるフルビアードや、頬ひげを残したスタイルが合いやすいです。あご先のひげは短めにまとめ、縦方向への視線の流れを止めます。フェードラインは高めに設定し、頬のひげが顔の中央付近まで広がるようにします。
四角顔の場合 ¶
四角顔の方は、あごのラインの角を和らげるひげの形が効果的です。あご先を丸みのある形に整え、エラの部分のひげは薄くします。シャープなフェードラインよりも、自然なグラデーションで消えていくラインの方が顔全体の印象を柔らかくします。
施術前のヒアリングで何を聞くか ¶
当店では、ひげスカルプティングの前に必ず顔の形と、お客様が「こうなりたい」というイメージをお聞きします。鏡の前で一緒に確認しながら、どこを残してどこを整えるかを決めてから施術を始めます。「おまかせ」でも構いませんが、その場合は田中 誠一村が顔の形を見て最適な形を提案します。
ひげの形は、一度決めたら終わりではありません。顔の印象は季節や体型の変化でも変わります。定期的に来店していただくことで、その時々の最適な形を一緒に探していけます。